ドライアイスが滑走路で大活躍!?
空港の滑走路や誘導路には、たくさんのライト(埋込灯)が設置されていますね。
これらのライトは、とくに飛行機が離着陸する際に、パイロットが「進入角度や方向が合っているか」を確かめるために重要な役割を果たしています。
ただし、雨風にさらされたり、砂ぼこりやタイヤ屑がライトに付着してしまうと照度が落ちて見えにくくなってしまいます。
そこで、ライトを定期的に清掃するために「埋込灯器清掃車」という作業用トラックが各空港に配置されているのですが、ライトの汚れを取り除くのに水や洗剤を使わずに「ドライアイス」で洗浄する「ドライアイス式 埋込灯器清掃車」という車があります。
ライトの表面に細かなドライアイスを高圧で吹き付けることで汚れを除去するのですが、ドライアイスは気化しますのであとには何も残らず、また洗剤や溶剤等も使わないので環境に優しい洗浄方法としてドライアイス方式が採用されています。
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